土地探しから始まる注文住宅の購入フロー

土地探しから始まる注文住宅の購入フロー

注文住宅を実現するための購入フローは、土地探しと購入から始まり、業者に依頼して設計や施工を実施するという流れです。
その中でも、ファーストステップとなる土地探しが重要な要素を占めており、理想を形にするためにはいくつかのハードルをクリアする必要があります。
建築基準法では土地の面積に対して建築できる建物の体積が定められているほか、自治体によっては景観条例などがあり高さがなどが制限されているケースもあります。
そのため、部屋の数や間取りなどを計画していたとしても、土地の面積が足りなければ断念せざるを得ない場合もあるので注意が必要です。
また、耐震基準や省エネ基準を満たしたい場合には壁の中に強固な素材や断熱材を埋め込むことがありますが、壁に厚みが出てしまうことから、建物の外周のサイズが増えたり室内スペースが圧縮されてしまう場合もあります。
注文住宅を建てる場合には、以上のような要件を踏まえて土地を選ぶことから始めるのが大切です。

注文住宅の引き渡しの際に気をつけるポイント

注文住宅の引き渡しを受ける際には、幾つか気をつけるべき点があります。
分譲住宅とは違い、拘った設計を行える注文住宅ではありますが、複雑な設計方法を用いてしまうと、細部に瑕疵が生じることも有り得ます。
書類に不備があるかの確認は勿論のこと、居住設備に到るまでを、総合的に判断していく必要があるのです。
住宅が完成したタイミングで残金を支払うケースも少なくありません。
住宅代金の支払い状況を含めた形で、自前のチェックリストを作成しておきましょう。
住宅が引き渡された後に、何かしらの問題を見つけたとしても、スムーズに対応してもらえない可能性があります。
引き渡される際に、細かな部分を確認しておくことは、快適な生活を営む上では欠かせない事項となるのです。
内覧に伺った際に、気になる不具合や瑕疵を見つけていた場合には、修繕されているかを確認しておくことも大切です。
後で大きな問題にならないように、細かな点まで確認しておくことを心掛けましょう。